Saturday, March 19, 2022

ダンテ・アリギエーリ

 時とともに、全ては変わって行く。技術を発達する、世界的な価値観も変わる。この結果で、言語や表現も進化する。なぜかというと、世界はどれだけ変わっても、不滅な歴史になるからです。戦争のせいで国々が滅びても、重要な文章が必ず残るから「ペンは剣よりも強し」って表現がある。凄く古くても、紫式部の源氏物語、聖書、シェイクスピアの戯曲などは今までよく読まれている。

ダンテ・アリギエーリという詩人は以上のように凄い影響を現実の世界に与えた。実は、ダンテはシェイクスピアほど有名ではない。だが、今まで彼の作品は有力だとよく言われている。ダンテはイタリア人で、「神曲(la divina commedia)」って叙事詩を書いたことで知られている。みなさんもこの神曲を聞いたことがあるかもしれない。面白くなくもないけど、イーリアスのように寓意的な意味がある。

神曲の物語では三つの部分に分け、魂の旅の話です。まず、魂は暑熱地獄にいる。英語で「inferno」に翻訳されているので、「Dante's inferno」って表現がある。最悪なことを想像する時、この表現を使える。とにかく、地獄を通るために罪を反省して悔い改める。それから、煉獄(purgatory)に入れる。ここで正しい人生の仕方(正義、恵、優しさなど)を学んで最後の天国へ行く。もちろん、これは大筋なので本当の神曲はもっと深いテーマやニュアンスがある。

(暑熱地獄の絵。ギュスターヴ・ドレー、1861年)

ダンテの新曲は宗教、人道主義、倫理などについて深い意味があるので、彼の傑作はイタリアからの一番素敵なポエムだとよく思われている。彼のおかげでイタリア語やソネットのポエムスタイルは人気になって、ルネサンスまで影響を与えた。

みなさんはダンテ・アリギエーリや彼の神曲についてどう思う?読んでくれてありがとう!


2 comments:

  1. 私は「ダンテ」の名前を聞いたことがありましたが、くわしくは知りませんでした。ダンテは詩人だと思いましたけど、哲学者や政治家でもあるんですね。
    「ペンは剣よりも強し」は、今も私が時々考える言葉です。私も、銃を持つよりペンで戦う道を選びたいなあと思っています。

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  2. 林田さん、こんばんは、スーリヤです。私も「Dante's inferno」を読んだことがあります。とても面白い話ですね。たくさんのテーマがあって、深い考えもあります。今でも、ダンテの作品は残っていて、やっぱりすごい人ですね。

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